2016年3月26日土曜日

金柑の味を描く @プライベートセッション

今日は天気も良く、気持ちよい空間で行いたいなと思い、
書庫で実施しました。
早朝は零下でしたが、太陽が昇ると一変して
透過するような暖かさを身体に感じます。
ありがたい陽の光です。



何を制作したらお互い楽しく遊べるかな?と
毎度ギリギリまで思案しますが、
今朝の空気と参加者のリクエストを合わせ、
今が旬、"金柑の味"を描くことにしました。
最初はウォーミングアップからです。



シュールな画面。丁寧に描いていました。
もう既に一つの作品です。


そのまま残したいところでしたが、
思い切って、オイルパステルの使い方をいろいろ試していただきました。

それから、
目に見えないもののひとつ、
「感情」
を抽象表現で描いていきます。




その後、
金柑を見たままではなく、
味や香り、食する際の感触など、
五感で感じて表現しました。




味わいながら描くことで感覚がヴィヴィッドに呼び醒まされ、
色や線に置き換え、表現する原動力が次々と湧いてきます。



最初に齧った際のフレッシュな感覚から後味まで、
その移り変わりを大切に
色面で表現していました。
色台紙に構成することで金柑から感じたことが
ストレートに伝わってきます。




線と色のクロッキー



怒り



優しい気持ち



春の果実を味わった一日の始まり、
ありがとうございます!





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