2016年3月25日金曜日

地域をつなぐアートプロジェクト第二弾!!

ArtTrip presents
 "地域をつなぐアートプロジェクト" 
Vol.1 の終焉を待たずして、第二弾始まりました!!
Vol.2 は、
「墨と色 〜ジョアン・ミロから」
です。
前回に引き続き、生活介護事業所「一歩」さんからスタート!
タイトルにありますが、
まずは、ミロの作品を鑑賞することから始まりました。

そして、前回の流れを汲み、
墨汁のドリッピングにトライします。




参考作品を見て、くちゃくちゃにして良いのね!と
嬉しそうに言っていましたが、
早速画面に想いをぶつけています。


この段階だけでも、愛らしいかたちに
惹きつけられます。


おっ、ここでは素手でのアクションペインテイングが
繰り広げられています。


鮮烈でシャープ、白に黒が引き立ちます。



それぞれに、制作するスピード・内なるものは異なります。







そして、
にじみと混色、色彩の世界へ。


春がひろがっています〜





つぶらな墨の形から、色の文字を経て、
さらに力強い世界へと展開。
この後も数種類描かれていました。
暗号のような、とても気になる文字のセレクト。
興味津々で覗いてしまいます。




触感的な感覚と支援員さんの伴走のもと、
丁寧に描き進めています。



どこにどの色、線があるのか、支援員さんが
手をとりながら伝えていました。


最終的に、黒1色となった作品もありました。
作品を手にとると、墨汁が染み込んだ分、重く感じられました。
ここに至る少し前の段階では墨汁と赤のみの世界でした。
画像で鮮明にお伝えできないのが残念ですが、
薄っすら赤味を帯び、光の加減で色味が変化します。
乾き色でも濃淡が浮き出て、印象が変わりそうです。

↓は私が描きながら説明していた画面ですが、
上記の作者が私の画面を素直に感じ、金ペンのタッチを入れてくれました。
私一人ではこのような大胆な線は入れられないので、
得した気分です。
ちなみに、金のラインを追っていくと、
私が描いたものも若干ありますが、
墨の線に沿ったり、
余白の部分部分、それら一つ一つの周りの表情に触発されながら
違った密度で線を重ねていることが分かります。
一見黒1色に見える作品世界の中にも同様に、
どれだけ瞬時のうちに目の前の情報や周りの環境をキャッチしてアクションを
起こしたのだろうと考えると、
いろいろと思いが馳せられます。
またまた次にお会いするのが楽しみになりました。

私も、金のラインを素直に感じながら、
さらに墨の線を入れていきたいと思います。






前回に引き続き、今回も
個性の豊かさに感嘆の時間でした。

次は立体に挑戦予定です!











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