ArtTrip(出張)・プライベートセッション、
延岡に行って参りました。
初回はリンゴがモチーフ。
クロッキー(速描き)でリンゴの印象を描いてくださいました。
感じたことは人それぞれ。
感じたことをどのように表現するのかも
人それぞれです。
力強いタッチから、
りんごのかたさやボリューム、いのちの勢いを感じます。
りんごという次元を優に越え、
中央のエネルギー溢れる物体が手前に飛び出してきそうな...
立ち止まって一瞬動けなくなりそうな気迫、躍動感を感じます。
深みのある色調のりんごですね。
しっかりと方向を示した軸も合わせ、
静かで落ち着いた印象を受けます。
相反して、背景の構成は動きがあり、そのギャップに
作者のお人柄を勝手ながら感じています。
ご夫婦。
表現の仕方は異なりますが、
りんごの量の捉え方や構図など、
共通するものを感じるので、不思議です。
そして、
2回目のセッション。
「ドリッピングから始まるアート」です。

りんごに続く、瞬発力みなぎる制作でした。
場所と色を瞬時に見極めてタッチを置かれており、
その時の緊張感ある眼差しは
表現者そのものでした。
先がどうなるか分からないアートの世界は
ドキドキで、面白くもあり、こわいものでもあります。
しかし、アートを通して
その方の今に出会うことができ、嬉しく思います。
次回が楽しみです。
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