カラーコレクションの提案も
日之影保育園で最後のクラスとなりました。
園に到着すると、子ども達が先生方に引率され
木の実や葉っぱを拾いに行き、ちょうど戻っていくところでした。
採れたてのモチーフにワクワク。テンションが上がっています。
それぞれ皆、自然で自然に遊んでいます。
準備ができたところで、
まずは風のクロッキーを始めました。
最初の一筆に実感を込めつつ、その後、
それぞれ思いおもいに描き進めていきます。
その後、描画紙を変え、新たな提案へ。
画用紙だけでなく、新聞紙にも青を重ねていました。
ティッシュでさらに刷り込みます。
即座に変化する画面が面白いようで、
あっという間に数箇所描いていました。
こちらは、青に"こちょこちょ"している場面です。
発想に驚かされます。
こちょこちょブームが少し起きました。
前回、お休みだったため、
園では初めてのセッション。
色の混ざりを試しているうちに、爪についた絵具が気になったようです。
こちらでも栗が人気でした。
土地柄ですね。描いた面積は小さいですが、密度があります。
それぞれの葉っぱから。↓
両手で描いていました。
色画用紙と同時並行で新聞紙への描画も続きます。
終盤、このテーブルでは、語り合い??が始まっていました。
風から物語が生まれたのでしょうか。
配置にもこだわりが見られました。
サイズ的にカード感覚なのでしょうか。
各テーブルで、子ども同士のやりとりがありました。
新聞に描いた画面がもったいなかったので、コラージュの提案をしました。
てっきり元の画像(画面)を活かすのかなと思い込んでいましたら、
破れた画面をそのまま利用して、クリーム色の画用紙に再構成していました。
柔軟です。
今後、新聞紙に思いっ切り描いてコラージュするのも
面白そうだなと思いました。
子ども達はいろいろなアイディアを引き出してくれます。
最後に、今日の軌跡をファイリングしていきましたら、
クロッキーの画面も気に入っていたのか、
胸につけた名札シールで連結して作品をまとめていました。
こちらの画像、背景の子ども達もいろいろなことをしていて
興味深いです。
本当にそれぞれだなとふと笑みがこぼれます。
大事に一枚一枚、コレクションしているようでした。
途中、自他の画面の区別がなくなり、
友達の画面に引き続き描くハプニングがあったり、
ペースや集中力も個々に違いがありましたが、
いろんなことをひっくるめて、
積み重ねたり、時には敢えて積み壊したり、
様々な経験やアプローチを通じて
アートならではの創造する時空間を一緒につくっていけたらと思いました。
既にそれぞれに、いろいろな物語が生まれています。。。
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