2016年11月11日金曜日

カボチャのオブジェ @ 木の花幼稚園・年中クラス

木の花幼稚園での10月のかぼちゃシリーズ、
最終日でした。
年長さんはサンドペーパー・オイルパステルの組み合わせ、
年少さんは段ボール類・墨・粘土の組み合わせで平面表現に取り組みましたが、
最後の年中クラスでは、立体表現に挑戦しました。



手のひらに収まる自然の形態は、普段過ごしているテーブルで
新たに触れてみると、非日常になるのか、
あるいは天性の遊び心がくすぐられるのか、
ただカボチャがあるだけで素直に喜んでいました。


参考作品も物珍しいのか、さらなる遊び心が。。。




みなさん、じっくりじっくり両手の手の平全体でかたちを
感じながら、丁寧に集中して制作していました。
(最終的に結実した作品から、そのことが伝わってきます。)


立体という360度の世界に途中諦めそうになりながらも
なんとかこちらにお付き合いいただきながら根気強く取り組み、
本人の納得いくかたちが終盤ようやく現れました。
どこかしら清々しい表情に、ひとり嬉しさを感じました。





丸めたり、よりをかけたり、ちぎったり...
年中さんにはなかなか扱いがハードな和紙でしたが、
果敢に挑戦していました。

最近よく思うことなのですが、
子ども達は自分の中で本当によく考えながら制作しています。
言葉で自分を表現することは年齢的にままならないですが、
(我が身を振り返ると年齢に関係ない気もしますが...)
作品をよくよく観たり、制作の様子を眺めていると
たとえ集中の時間が短かったとしても
それぞれの何かしらの密度があると感じます。
ちょうど明日、高千穂町の武道館「町民のつどい」で
作品が展示される予定です。
保護者の方々と子ども達、作品を通して
お互いが何か通い合えたらと思います。



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