2016年11月15日火曜日

カボチャのオブジェ @ 中央保育園(日之影町)

今月の初め、日之影町の中央保育園さんで
カボチャの立体表現を一緒に楽しんできました!



カボチャを優しく撫ぜ、
カボチャから発する音に耳を傾けています。


オブジェ(参考作品)から発する音にも耳を傾けています。
本当にそうですね。
音、きこえてきますね。


ベースづくりが早く終わり、
新たな造形が始まっていました。

こちらのテーブルの皆さんは
じっくりと形づくりにこだわり、ずっと集中して新聞紙と格闘していました。
手前の左側のお子さんは、こだわるがあまり、
マスキングテープを1本使い切ったそうです。
4様の相当張りのある形になっていました。

着彩のきっかけの一つとして、
オレンジ色のカボチャの香り、少し甘みが強いような。。。

水溶き糊に興味を示し、たっぷり筆につけて垂れそうな糊を見て、
「おしっこ」と無邪気に言っていました。
素直な気持ちを発する様子に、自然体の楽しさを感じました。

とにかく、糊を扱うことそのものが愉快なようでした。
1枚1枚、和紙にたっぷりと丁寧に糊付けし、
ベースの新聞紙に貼っていく、シンプルな行為の積み重ね、
そのことがこんなにも充実感を生むのかと驚きました。
幾人かが細かな造作をすることなく「できた!」と言い、
その後作品に執着ない様子は、
どれだけ無心になっていたか、ということなのでしょうか。
一つひとつに注力していた証なのかなと思ったり...。




マイペースに、自分の世界を大切に制作し、
個性の違いが際立っていました。



出来上がった途端、歓喜のあまり作品のカボチャを掲げ、
一人パレードしていました。
一瞬にしてファンタジーの世界にいざなわれるとともに、
全身で喜びを示す姿は、こちらにも喜びを与えてくれました。


ベースづくり同様、着彩も全力で取り組んでいました。







作品の傍でカボチャを転がす様子は、
一つの劇(アーティスティックなワンシーン)を見ているようでした。
子どもの sense of wonder、そこからの発動は何と魅力に満ちたものなのでしょう。
美の扉(窓?)を開けてくれます。







ここにもワンシーンが!



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