2017年1月31日火曜日

押方保育園、2,3歳児クラスの描き初め。

この日の朝もとても寒かったのですが、
子ども達はとても元気そうで、その空気に直ぐに引き込まれました。
アートを始めて2回目のセッション。
前回実施したことをしっかり覚えているようで、
準備運動のクロッキーから、皆さんのびのび描いていました。







クロッキーの後に「飛ぶ動き」の身体表現を行いましたが、
年中・年長さんよりはファンタジーの世界に入りやすいようで
妖精のように軽やかに飛んでいました。
よかったら、担任の先生のblogに飛んでる様子や制作風景がまた違った角度で
掲載されていますのでご覧ください。↓

コピー用紙とは異なる画面の表情に敏感に反応し、
どんどん「こうしたい!」という気持ちをまず言葉に出していました。
もちろん、その後実行!です。








ふと窓の外を見て、「雲が動いている。」とつぶやいていました。
こちらのホールは窓が多く、見晴らしがとても良いのです。
遠方の山々のパノラマが望めます。

絵具の粘着を確かめるが如く、両手を交互にパタパタとジャンベを叩いているかの
ように音を出して身体で画面を感じていました。

今回初めての参加。
いろいろ実験していました。

「ねぇ、見て!」と
編み出した技を教えてくれます。


右手の前にある白い線は鳥の羽が落ちてきたところ、とのことです。


終始、手のひらのスタンピングの工程を随所に入れていました。
その子なりのやり方、リズムがあるのだと思います。

目線が一定していて、墨汁を唇につけ、特別な儀式が行われているような、
雰囲気のある制作風景でした。
そのような妄想をするぐらい、集中の密度が濃かったです。

















普段絵を描くことに消極的なお子さんも
大らかにのびのび描いている、と
担任の先生が笑顔で話をしてくれました。
その子の感覚が開かれ、興味や意欲がどんどん湧き出ること、
失敗を恐れずに感性の土壌を耕すことをとことんやれたらと思います。






2017年1月30日月曜日

描き初め、それぞれの眼差しを感じる @ 一歩

一歩さんでの描き初め。
素材を感じながら、各々の線描から画面が始まりました。











酉年だけに「飛ぶ動き」を線で表現することを提案しましたが、
新年の言葉を描いている様子に、喜ばしい気持ちになりました。
1月も終盤でしたが、毎日が明けましておめでとう!でいきたいです。




今回の絵具は紙にあまりくいつかず弾きましたが、
それだけに皆さんのその後の反応から個性が出ていました。








野球ファンだそうです。鳥のマスコットにも詳しそうでした。
こちらは独自の鳥のポーズ(構図)ではないかと思います。

見守りつつ、いろんなやりとりをされていました。

前回は赤と黒を駆使した表現が印象に残っていますが、
今回は"オレンジ"を味わっているようでした。赤い描画紙が影響しているのでしょうか。。。

 それぞれの見守り
仲間が制作している様子に今まで以上に見入っていました。


 昼食後の睡魔に途中襲われていましたが、
道具が加わり、自身の表現が見えてくることでスイッチが入りました。















表裏一体の作品 ↑↓

作品を鑑賞する毎に雰囲気がガラッと変わり、
感情、感覚も揺り動かされ...
本当に個性豊かだなと思います。