2016年12月27日火曜日

語り始める子どもたち @ 中央保育園・日之影町

日之影町の中央保育園さんでのセッション。
この日も寒かったので、
寒い空気、風を契機にクロッキーを始めました。


右側の画面は「雪が降ってるの」とのこと。
実際には晴天でしたが、
思い出の雪なのか、物語なのか...ひらめきがあったようです。




そうこうしていると、
窓の外に白い煙がもくもくと出てきており(特に危険性はありませんでした)
それらも画面に加わりました。ライブです。

画面と一体になっているかのように夢中で描いていて、
声がかけられないほどでした。

描きながら「凍った魚」と教えてくれました(雪の降る空のもとに)。
ニュースの影響もあるのかもしれません。

次なるテーマ「宇宙」の話をしながらも
引き続きじっくりと、クロッキーに集中して描いている子どもも
結構見受けられました。
シンプルな画材にそれだけ集中できることに感心しました。
(短時間に密度ある集中もあり、それぞれの良さ・個性があると思います)


厚手の、音のなる紙に興味津々です。





いろんな技が飛び出します。


いろんな星も飛び出してきます。
















クロッキーでも集中していましたが、
宇宙の色彩表現にも吟味した色遣いと抑えられた抑揚があり、
一見静かな画面ですが、相当な対話があるようでした。 






「手がくっつく」と発見して喜んでいました。







自分の作品を確認し、友達の作品にも関心を寄せます。


ある時、
まるで打ち合わせしたかのように
一斉に自分の画面を手に持って何か語り始め、驚きました。
その様子に、画面への想いを感じました。





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