日之影町の中央保育園さんでのセッション。
この日も寒かったので、
寒い空気、風を契機にクロッキーを始めました。
右側の画面は「雪が降ってるの」とのこと。
実際には晴天でしたが、
思い出の雪なのか、物語なのか...ひらめきがあったようです。
そうこうしていると、
窓の外に白い煙がもくもくと出てきており(特に危険性はありませんでした)
それらも画面に加わりました。ライブです。
画面と一体になっているかのように夢中で描いていて、
声がかけられないほどでした。
描きながら「凍った魚」と教えてくれました(雪の降る空のもとに)。
ニュースの影響もあるのかもしれません。
次なるテーマ「宇宙」の話をしながらも
引き続きじっくりと、クロッキーに集中して描いている子どもも
結構見受けられました。
シンプルな画材にそれだけ集中できることに感心しました。
(短時間に密度ある集中もあり、それぞれの良さ・個性があると思います)
厚手の、音のなる紙に興味津々です。
いろんな技が飛び出します。
いろんな星も飛び出してきます。
クロッキーでも集中していましたが、
宇宙の色彩表現にも吟味した色遣いと抑えられた抑揚があり、
一見静かな画面ですが、相当な対話があるようでした。
「手がくっつく」と発見して喜んでいました。
自分の作品を確認し、友達の作品にも関心を寄せます。
ある時、
まるで打ち合わせしたかのように
一斉に自分の画面を手に持って何か語り始め、驚きました。
その様子に、画面への想いを感じました。
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