2016年12月16日金曜日

のこった! @ しいの実保育園

11月末日、しいの実保育園さんにて、
「人物のジェスチャー画」という
短時間で人物の印象を描く試みを行ないました。
10月に開催された渓谷祭での子ども達の体操の発表に感動し、ぜひ
絵でも一緒に表現して楽しみたい!と思っての提案です。


様々な絵の準備運動の後、まずは先生方をモデルに。

同じポーズをとって、自分の身体で確かめます。
感覚に残ったこと、今感じていることが
画面に現れてきます。








子ども達もモデルに。






園長先生も登場。
体操のポーズで来られるかと思いきや、
「はい!のこった‼︎」と掛け声とともに、一瞬にして全身から気迫がみなぎりました。


先生の気合いを受けて、子ども達も気合いが入ります。
笑いも。。。



そして、最後の気合いをかけ、静止。
お相撲でありながらアントニオ猪木を彷彿とさせる
先生の心意気に、胸打たれました。
心から楽しんでいるように感じたからです。

角度的に、背中でしょうか。
しかしながら、何かということでもなく、気合いの塊を勝手ながら見受けます。

 
描き終わったら、たまらず笑い転げて居ました。





こちらは、マーチングの大太鼓の演奏ポーズ。
(実際はハミングに合わせて両手を動かしていました)
みんなで行進曲を口ずさみながら、その時の風景も思い起こし、
描きます。












最後は、リクエストに応え、
モデルになりたい全員にポーズをとってもらいました。
どこを描くかは、描き手一人ひとりの心の動き、衝動にお任せです。




それぞれに気に入った画面を見合っていきました。









瞬間瞬間を感じて表現した時間の積み重ね。
心地よい緊張感と笑いがあり、
心が動くこと、身体が動くことの大本にあるもの、
ユーモアなど、自分にとって大切なものを見つめる契機を得ました。
身体表現と美術のつながり、可能性にも大いに興味をくすぐられつつ...
このまま2017年に突進したいと思います〜。









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