2016年12月24日土曜日

赤ちゃんに近いと宇宙も近い?? @ 押方保育園・2,3歳児クラス

押方保育園さんにて、
2,3歳児クラスの初めてのセッション。
といっても、殆どが3,4歳になっている年少クラス。

年齢を考慮すると、まずは絵具の体験が良いかなと思ったりもしたのですが、
せっかくなので、宇宙に一緒に挑戦してみたい!と思い、実施しました。

初めて、かつ新品のオイルパステルへのリアクション、
表情が物語っています。
最初にどんな反応を子ども達はするのかなと
使ってみたい色、好きな色を選んでもらい、
まずはテーマは何もなく白紙の上に線を描くことから始めました。



2歳児テーブルは赴くままにパステルを動かしていました。



シンプルに線を試す、あるいは具体的な何かを想って描いている、
パステルという素材そのものに魅力を感じる...、など
一人ひとりに欲求があり、
その発動が目の前にそれぞれの画面となって現れていました。




描くことにとどまらず、遊びも展開します。↑↓

発見発見!好奇心のかたまりです。


パステルを折って良いとわかると
嬉々として感触を確かめていました。



奇をてらうことなく自然にやってみたいことをシンプルに行う様子は
見る側に清々しさをもたらします。
行為の変化で画面がどんどん展開していき、
自分の表現に子ども達が引き込まれ、
ひとしきり色の世界を味わっているようでした。


オイルパステルが道具の範疇から出(観念をたやすく超え)、
画面の一部となっています。
先生方の様子から、のびのびやっていることが伝わってきました。
アートの視点においては、大人も
肩の力を抜いて見守りやすくなりそうです。


2歳児テーブル、マイウェイな感じが好きです。
裏面にも描き進めていました。


以下は宇宙をきっかけに表現している様子です。
導入で宇宙についてやりとりしていた際、
赤ちゃんの頃の話が出ていたりなどして、
さすが覚えているのだなと思い、
興味深く聞き入りました。
4,5歳児クラスの時にもUFOの話が出ていましたが、
ファンタジーの世界にすっと誘ってくれます。
また、地球や惑星、星や星雲の画像に歓声が上がり続けていたのが印象的でした。


光沢のある黒い紙に対して、
オイルパステルの黒色・暗めの色は少しマットな風合いになり、
独特な表情・雰囲気を生んでいました。







鼻を金色に輝かせながら黙々と描いていました。
(他にもサンタクロースのような面持ちになった子もいましたが、
下記のお知らせリンクに!)






初対面でもあり最初は緊張し、表情がこわばっていましたが、
徐々に笑顔を見られるようになり、
寒い中夜明けの太陽を見るような気持ちになりました。


子ども達が自然そのものであり、宇宙そのものでした。
もう少し撮影した画像があったはずなのですが、
宇宙の彼方に飛んで行ってしまったのか...  あいにく見当たずスミマセン。
もう十分の量なのかもしれませんが...
良かったら保育園の担任の先生のブログをご覧ください。


普段とは違った子どもの一面があったり、
先生方が想像された以上に長時間集中していたようで、
楽しんでもらえたのかなと嬉しく思いました。

育ち盛りの子ども達。
次に会う頃にはまた少し成長しているのではないかと思い、
どんな制作になるのかワクワクと待ち遠しいです。




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