間もなくクリスマス。
子ども達にとって、ファンタジーと現実が重なる時期、
どのようなお楽しみを過ごせるだろうか⁇と思案し、
宇宙を切り口に制作することを提案しました。
押方保育園では2回目のセッションでしたので、
まずは前回オイルパステルで制作したことを思い出してもらいながら
それぞれに画材を試すことから始めました。
特にテーマは設けなかったこともあってか、
それぞれの個性が感じられて、興味深かったです。
先生方は口々にその子が現れていると仰っていました。
資料画像(宇宙)の鑑賞により、宇宙への気持ちが高まり、
描画紙を手にすると、見慣れない画材に皆興味津々でした。
オイルパステルで、それぞれの「ほし」を描いていきます。
こちらでは、紙芝居を始めていました。
日常の出来事が想像されます。
黒に戻せることを知ると、
潔く描いた画面を拭き取っていました。
金・銀の絵具の展開で画面への集中密度がさらに増しました。
デカルコマニー(合わせ絵)をさらにスタンプしていました。
工夫し、試し、効果を感じて見せる表情、たまらないものがあります。
画面が手に張り付き、思わず「くっついた〜!」と声をあげていました。
右下に僅かに写っている宇宙飛行士は、制作しているうちに
ブラックホール⁉︎へと姿を変えていきました。
本人は「やってるうちに変わっていった。」と言っていました。
今を感じながら変化に身を委ね、それを受け止めている様子、
知的好奇心から感覚のモードに変化していく柔軟さに感心しました。
担任の先生と新たな画面の誕生を共有していました。
スタンプでできた模様をさらに発展させていました。
宇宙人が手をつないでいるそうです。
後日伺うと、違った趣で鑑賞することができました。
一人ひとりの宇宙がより際立っており、画面の迫力に圧倒されました。
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