2016年2月24日水曜日

子育てが楽になる⁉︎ 〜プライベートセッションより

プライベートセッションに通ってくださっている方が
ご自宅でお子さんと制作されたと、作品を持参くださりました。
ワークショップにもご参加されましたが、
そこでのリンゴを描いた経験を活かされたとのこと。
なんとも嬉しいことです。
実はあまり絵はお好きではなかったそうなのですが、
この頃は、「今日は何を描こうかな?」と
お子さん(未就園児)と一緒にいて絵を描く時間が楽しくなった、とのこと。



パール柑
迫ってます。
ここに至るまで、4〜5枚描いたそうです!


お子さん(未収園児)と描いていたら、
お子さんが皮を剥き始めたそうです。
叱るわけでもなく、それを受け入れながら描いた画面。
ぷりっとした剥き身の玉ネギ!
想像するだけで目が痛くなりそうです。
皮と剥き身のバランス、細部の表情が好きです。


そして、本日のテーマに入るのですが…
さて、こちらは何でしょう?



すぐ分かっちゃったかもですね。
手のシワです。
まず最初にベティエドワーズという方の右脳的な物の見方(手法)で
「画面を見ずして手のシワだけ見て描く」ことにチャレンジしていただきました。
5分後の
「ツライー!!!」
という素直な感想。
そうです。
これまでの流れやプライベートセッションということもあり、
敢えて難易度高いものにチャレンジしていただきました。
しかし、
その後のモチーフ・パンジーを
見るとすぐに
「さっきと違う!」
花びらや葉のデリケートなラインや
花の色合い、
先ほど見たものとは別物のような発見があったようでした。
右脳的な物の見方は"センス・オブ・ワンダー"を引き出します。





そんなこともあり、
当初は花だけ描く予定でしたが、
葉も描いてみたい!
というご希望で、じっくりと描いていただきました。
発見(感動)は人を動かすのですね、
その出来事に感動し、私も葉を描くことに。
予期せぬことを自然と受け止められ、
一緒にやってみようかな!と気持ちが変化し、動く。
面白いです。




愛らしい作品ですね。
まさにパンジーに出くわした際にはっとする気持ち、を感じます。

そして、タイトルの件ですが、
子育てにアート的な関わりが入ることで、
シンプルに子育てが楽しくなったという感想をいただきました。
躾をちゃんとしなきゃと叱ることばかりになってしまうと
親も辛くなる。
アートによって親が楽になる、と。
園児のお子さんの描く絵の見方も変わったそうです。
飛躍しちゃうかもしれませんが、
躾の漢字は身に美ですものね。
美意識が育まれると自ずと躾になるのかな⁉︎と単純に思ってしまいました。
いずれにせよ、
今日も気づきを頂いたセッションでした。
ありがとうございます❗️


0 件のコメント:

コメントを投稿