プライベートセッションに通ってくださっている方が
ご自宅でお子さんと制作されたと、作品を持参くださりました。
ワークショップにもご参加されましたが、
そこでのリンゴを描いた経験を活かされたとのこと。
なんとも嬉しいことです。
実はあまり絵はお好きではなかったそうなのですが、
この頃は、「今日は何を描こうかな?」と
お子さん(未就園児)と一緒にいて絵を描く時間が楽しくなった、とのこと。
パール柑
迫ってます。
ここに至るまで、4〜5枚描いたそうです!
お子さん(未収園児)と描いていたら、
お子さんが皮を剥き始めたそうです。
叱るわけでもなく、それを受け入れながら描いた画面。
ぷりっとした剥き身の玉ネギ!
想像するだけで目が痛くなりそうです。
皮と剥き身のバランス、細部の表情が好きです。
そして、本日のテーマに入るのですが…
さて、こちらは何でしょう?
↓
すぐ分かっちゃったかもですね。
手のシワです。
まず最初にベティエドワーズという方の右脳的な物の見方(手法)で
「画面を見ずして手のシワだけ見て描く」ことにチャレンジしていただきました。
5分後の
「ツライー!!!」
という素直な感想。
そうです。
これまでの流れやプライベートセッションということもあり、
敢えて難易度高いものにチャレンジしていただきました。
しかし、
その後のモチーフ・パンジーを
見るとすぐに
「さっきと違う!」
と
花びらや葉のデリケートなラインや
花の色合い、
先ほど見たものとは別物のような発見があったようでした。
右脳的な物の見方は"センス・オブ・ワンダー"を引き出します。
そんなこともあり、
当初は花だけ描く予定でしたが、
葉も描いてみたい!
というご希望で、じっくりと描いていただきました。
発見(感動)は人を動かすのですね、
その出来事に感動し、私も葉を描くことに。
予期せぬことを自然と受け止められ、
一緒にやってみようかな!と気持ちが変化し、動く。
面白いです。
愛らしい作品ですね。
まさにパンジーに出くわした際にはっとする気持ち、を感じます。
そして、タイトルの件ですが、
子育てにアート的な関わりが入ることで、
シンプルに子育てが楽しくなったという感想をいただきました。
躾をちゃんとしなきゃと叱ることばかりになってしまうと
親も辛くなる。
アートによって親が楽になる、と。
園児のお子さんの描く絵の見方も変わったそうです。
飛躍しちゃうかもしれませんが、
躾の漢字は身に美ですものね。
美意識が育まれると自ずと躾になるのかな⁉︎と単純に思ってしまいました。
いずれにせよ、
今日も気づきを頂いたセッションでした。
ありがとうございます❗️
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