延岡、個人宅での3回目の実施。
"地域をつなぐアートプロジェクト"Vol.2
「墨と色〜ジョアン・ミロから」を行いました。
今回は、プライベートセッションということもあり、
通常の倍くらいのサイズの色紙にトライ!
うねりのある縦の3本のラインはドリッピングでできた線です。
その他の線や点、かたまりのように見える曲線の集積は、
ドリッピングとは異なる何倍速もの速さで生み出されました。
ティッシュで拭き取ったり、
割り箸ペンやスプーン...それぞれの道具による
ダイレクトなタッチ、表情。
全てが「今」の痕跡です。
食紅で着彩へ。
スピード感ある描画とはうってかわり、
途中、画面の天地を変え、ゆったりと眺めました。
作者は「銀タラや」と。
確かに、そう言われるとそのようにも見えます。
墨と色の雰囲気がとても素敵だったので、
終了する方向性もありましたが、
未知なるものに突き進む方向性もあります。
次なる画材の提案をすっと受け止められ、
引き続き制作へ。
ペンや鉛筆...、筆で描くのとは違った画面への抵抗感、
描いている時の感触が、見ている側にも伝わってきました。
断続的にエネルギーがマックスで注ぎ込まれ、
まるで何かを刻んでいるようでした。
それだけに、画面から発されるものもひとしおです。
最後に、
このセッションの夜、震災がありました。
春休み企画🌸"地域をつなぐアートプロジェクト"Vol.1🌸は
あいにく中止となりましたが、何らかのかたちで
よりパワーアップして実施したいと考えています。
ちなみに、ノベオカノマドハウスさんにて
5月18日(水)にワークショップを開催予定です。
告知が遅れておりますが、FBで改めてご案内差し上げます。
墨と食紅で終了せず、作者の方が新な画材をすっと受け入れられたのに驚きました。
返信削除とてもダイナミックでエネルギーがこちらまで伝わってくるような作品ですね!
解き放たれた瞬間を少しでも持っていただけたら、と
返信削除お互いの可能性を探りながら、ご一緒させていただいています。
本当に、ダイナミックですね。