2017年3月27日月曜日

共同制作・花空間 〜 日之影保育園から

日之影町の保育園、3園にて
花をモチーフに共同制作を行いました。

まずは、日之影保育園さんから。
不織布を5mにカットし、模造紙を下に敷いて準備。



卒園式後のセッション。
卒園式で使われたパンジーが本日のモチーフとなりました。
卒園生??はパンジーをプレゼントされたようです。
各々、モチーフに反応しています。
パンジーから発見したことを聞いてみると、幾人かが笑顔で
「おじさん。」「おじいさん。」と花弁を広げて教えてくれます。
確かに、おじさんぽいです。髭が生えてるそうです。
こんな叔父さん(お爺さん)いたらお洒落ですね。ステッキ持ってそうです。



まずは思い思いに、各自気になったところをクロッキーしていきます。


色に注目していたり、形にだったり、
構造だったり...画面を覗いていくと一人ひとりが感じられて楽しいです。
紳士な??叔父さん!


変化する自分の手(指)を確かめながら制作していく。
自分を感じながら...




どの画面も素敵で、コピー用紙に描いたのが勿体無かったかなと
思ったりもしました。
皆さん、デザイナーのようで、
個人的にはたくさんプリントして、テキスタイルにしたいぐらいでした。
子どもの天真さに憧れます。

そして、いよいよ布に描いていきます。




クロッキーの体験、花、絵具、目の前の余白、それぞれから各自が触発され、
あるいはここで新たに今感じたこと、感じ続けていることが表出されていきます。



どことなく、パンジーがポツリポルリと咲いているように
花の印象を見受けます。




見ているだけで、こちらも一気に愉しさが全身巡ります。




徐々に身体を使った表現に(絵として残るだけでなく)。





時には友達が自分の画面に重ねて描いていることにやりあったり、
他者に絵具を塗って確かめたり、
これまでとは違った面が見られましたが、
それぞれに程よい距離を保ちながら制作しているようでした。


春だからか??ピンク系の色味を多く感じます。
四季折々に、共同制作を実施したいと考えているところですが、
早くもすぐにこのまま引き続き描いていきたい気持ちもします。
下の画像は布を剥がした後の模造紙です。
合わせて進行していったら面白いだろうなと思います。
予定では夏の実施になりそうですが、
水着でやったらさらに大胆なボディペインテイングが見られそうな予感大です。

今回は不織布という絵具が伸びづらい支持体でしたが、
そのためか色そのものに着目していたような気がします。
線に入るのか、どんどん重ねていくのか、
夏なら色水しぶきで弾けるのか...
子ども達と相談しながら飛躍を楽しめるようにと思います。





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