2017年3月17日金曜日

木の花幼稚園・年中さん「アートで遊ぼう」の1年が経過しようとしています。

3月なのに冬眠してしまい、
年度末のお仕事諸々のお陰でようやく目覚めてきました!!
スロースタートアクセル全開です。

さて、先日の木の花幼稚園・年中さんクラスで
りんごをモチーフに一緒に楽しんだ模様を!


小さな欠片を一緒に味わって試食しています。


りんごを五感で感じ、いろいろな発見がありました。
それぞれの思いで描き始めています。

色が混色され、変化したことを教えてくれます。













クレパスでタッチを強く重ねるとスクラッチの効果が生まれたと(そのような主旨で)
揚々と話してくれます。





配色を楽しんだ後、隣の友達の様子に倣い
パステルの白を重ねると彩度が劇的に変わったことにビックリし、
思わず身体を後ろにクニャッと大きく反り返らせていました。
急な動きに、一瞬何が起こったのかと驚きましたが、
その純粋さと身体の柔軟さ、心身の弾力に感動しました。
ブリッジ歩きの効果なのでしょうか。。。




席を離れて静かに呼びに来てくれ、りんごにある傷を描いた(スクラッチ)と
はにかみながら教えてくれました。
アートを始めた最初の頃と比較すると面前のことへの集中力に変化があり、
今は一つ一つのことをじっくり自分のペースで楽しんでいることが
ニンマリしながら制作している様子から伺われます。




オイルパステルや割箸ペンでスクラッチを楽しむ延長線上で、
今度は自分の手形を削り出すことを発想していました。
興味がどんどん湧き出て、即実践。
頼もしいです。


面白いことを言っていました!
(何か思い出せずスミマセン)








「面白いの見つけた!」と言って、
描いたりんごの下に幾つか面白い形が!!...どこへ??
本当に、感性、価値観はそれぞれ違うことを目の当たりにします。

水色の端材をカットして構成し、独自の空間をつくっていました。
周りの友達が終了して次の行動を起こしているのにも脇目を振らず
黙々と制作していました。
















虹をつくりたかったそうです。






子ども達に出会い、
もうすぐ1年が経とうとしています。
各々にそれぞれの成長がありますが、
何よりも、安心してこの場を共有していたこと、
今回のセッションでそれが深く感じられました。
もちろん、本当のところは本人にしか分からないのですが、
いろんな問題が沸き起こっている昨今、
安心して自分の個性を発揮すること
無条件で溌剌と生きることについて
今再び考えています。

昨年、宮崎では続けざまに
3名の中学生が自死を選びました。

就学前はもちろんのこと、
その年代にとどまらない
教育(共育/勉強(教科学習)以外の)について
一部の専門家だけでなく自分のこととして関心を持てるよう、
ひとまずは目の前のこと、
やれることを一つずつやっていきたいと思います。










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