8月からナスが直売所にどんどん
出回り始め、今とっても美味しい季節です。
前回、園庭の野菜を契機にかぼちゃの立体制作を行いましたが、
今回のナスも、園庭で栽培されていたことが印象に残ってのことでした。↓
当時のナスはもちろんありませんでしたが、
保育士の先生のご実家が農業を営まれているとのことで、
規格外の形態の面白いナスを提供くださいました。
そのお陰で、事前に葉っぱの感触を感じてもらい、何の葉っぱ・花なのか
想像する時間を持つことができました。
いよいよナスを目にした子ども達のテンションは、
好みのナスを選択するスピードに現れており、
瞬時の選択力に感心しました。
初めての、モチーフを感じながらの平面制作。
描き始めは緊張した面持ちで、
不安な声も上がっていました。
徐々に目の前のことが見え始めると、
それぞれが発見したこと、感じたことを大切に、
見たままの形の再現にとらわれることなく、
自分のやり方でナスを表現していました。
次の展開のコラージュ制作において、
さらに個性が発揮されていました。
集中して制作していた様子。
蘇ってきます。
自分の作品の気に入ったところを語ってくれました。
各々、思わず笑みがこぼれます。
ナスもさることながら、
コラージュの表現が一人ひとりユニークです。
展示後も描き足していました。
落ち着いたモダンな作品もありました。
それぞれがかけがえのない存在、その子自身として見えてきます。
制作がひとまず目処を迎え、展示が終了すると、
何事もなかったかのようにスッキリさっぱり、
ハイ、次!というような印象を受けました。
しかし、「また来る?」と言ってもらい、
楽しんでもらえたかな?と思い、
次は運動会後になるのか、どんなアートに挑戦しようかなと
じわじわこちらも楽しみを噛み締めながら、考えているところです。
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