2016年9月7日水曜日

ArtTrip @ むすびカフェ千人の蔵・おむすび縁日

8月の終盤ということもあり、
夏の名残りを季節の野菜で感じ、
絵手紙にもなる作品の制作をご提案しよう!と
イベントのコンセプトにも繋がる内容を準備していましたが...
今回ご参加くださったのは全員子ども達。
しっとり、というよりは
晩夏のエネルギーを存分に堪能する一日となりました。


当初、通り過ぎる大人の方は
作り物の野菜と見間違えていたようでした↑。
あまりまじまじと野菜(果物)を見る機会は少ないのかもしれません。

提案予定の切り口では表現が難しそうなモチーフも
敢えて加えてみました。
モチーフに出くわした時の感動に重点を置き、
「感じれば描ける」という表現の原動力、
人の可能性を大切にしたい、と思ったのです。























新鮮なオクラのヘタをリズミカルに、
デフォルメ(強調)して表現していました(↑右側の作品)。













一人ひとりの感性の賜物です。
本物(モチーフ)から計り知れない独自の魅力に溢れています。

試行錯誤しながら、自分の表現の道を切りひらいていく姿に触れられ、
見ているだけで同志のような、否、単純に勇気づけられました。
なかには絵が苦手なお子さんもいらしていましたが、
後日談で楽しんでくださったことが分かり、
また、制作後、すごく穏やかになったという別のお子さん達のお話を伺い、
嬉しく思いました。

表現(アート)という答えのない中で
自分の感覚を拠り所としながら
チャレンジと決断を繰り返していくことは
自立、誰かに主張することなどする余地もない静かな自信、安心感に
つながっていくのかな、と改めて思いを巡らせました。

子ども達の既に持っている良さが
新たなご縁へとつながりますように。



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