2017年1月12日木曜日

いろいろ飛びます!鳥〜宇宙まで @ 日之影保育園

日之影保育園さんでの今年初めてのセッション。
酉年なので、鳥について聞いてみましたら、
鳥の名前がポンポン出てき、
関心の高さが伺われました。
ということで、まずは鳥になったつもりで身体を動かすことから始めてみました。

飛びながら席に戻る様子。

身体表現の後、描画紙を使って鳥が飛ぶ場面を表現していました。


飛ぶ印象を線に託していきます。

カラスが飛んでいるとのこと。

工作紙特有のパステルの描き難さに屈さず、手のひら全体に圧を掛け、
描いた画面を変化させようとしていました。


テーブル毎にいろんなムーブメントが!

今回の絵具固有の手につく感触を味わいながら、
手(指)のどの部分から描き、どんな風にタッチを置こうか
試行錯誤しています。






絵具がどう手につくのかも面白がっています。




置いた掌の上をトントントンと軽く切るように叩いていました。
どういう経験からこの行為は来るのか、それともオリジナルなのか。。。


前にいる友達に影響されたのか、こちらでもトントントン。

「鳥のおうち」と言って丁寧に撫でるように描いていました。
厚みのある絵具の滑らかさを感じているようでもありました。


割箸ペンについて滴ろうとする絵具に見とれ、
取った次の行為が新たな線表現を生んでいました。



あらゆるものを道具にしたり、その都度現れた表情を瞬時にキャッチして
次のアクションを起こし、まるで創造の泉です。


手の佇まいからか一瞬大仏にしか見えなくなりました。
絵具の色味が所作あるいは見る者に影響を与えているのか...

いろんな表情を駆使して出していました。

年長さんも手に描いて良いことがわかると
静かにボディペインティングを堪能。
よくよく手を観てみると描き分けてあり、瞬発力の高さに感心しました。
いずれは見えなくなるもの、形に残らないものも含めて、
今(プロセス)を全力で楽しみたいものです。



鳥の足跡(白い点描↑、黒い点描↓)とのこと。

目の前の友達の作品を見て、
「鳥が地球を見ているみたい。」と発言していました。
自分の作品にはロケットも登場しており、前回の宇宙を表現したことが
印象に残っているようで画面構成されていました。

「地球が動いているみたい。」とも。
























随所に鳥が見え隠れしていますが、
鳥(飛ぶ)ということだけではなく、
色味の美しさや画面が放つ雰囲気に魅力を感じる作品群でした。
もうすぐ卒園を控えている子ども達もいます。
あと少し、どのような時間を過ごせるか??
考えたいと思います。





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