2017年1月11日水曜日

新年のスタート、描き初め「飛ぶ」から始まります!@ 中央保育園・高千穂町

今年は酉年ということで、
スタートは、「飛ぶ」を切っかけに描き初め。

飛ぶと一口に言っても何があるのか??
子ども達に聞いてみましたら、
飛行機、カラス、蝶々、ヘリコプター、UFO、クワガタ、てんとう虫...
いろいろありました。

まず、てんとう虫になったつもりで身体表現していきましたが、
腕の振りが半端ないことが分かりました。
小さないのちから鳥のはばたきまで、身体で感じて、
各々の想像する"飛ぶ動き"をまず線で表現することから始めました。

新年最初のハレの雰囲気の色味の画材。
そこから抽象、具象(鳥など)、それぞれの表現が展開していきました。



「飛ぶ」何かに具体的に意識が向いているようで、線が軽やかです。


素材そのものを味わっているようです。






手袋が画面にくっつく感触に引き込まれているようでした。
中には、敢えて2〜3分画面に手をくっ付けたまま静止している子どももいました。
自分なりに考えて、やってみようという意欲とその行動、賜物です。

画面にもし鳥が見えたら、ということで墨で鳥のパーツを描く提案をしました。
しかしながら、鳥にとどまらず
抽象表現として、絶妙な位置に墨の線や点が個々のバランスで入れられ、
子どもならではの発想・自由さに驚かされました。
画材によって異なる表情が呼応し、活き活きとしています。



 自宅に鶏を飼っているそうです。↑↓


銀のたまごとのこと。あちこちで卵が人気のようでした。



この後、全く変わった画面が新たに生まれていました。↓
本人の納得は本人にしか分からないと思いました。
最初の画面の雰囲気にも戻っていて、彼の感覚的な表現世界、その深さを感じました。








鳥ではない。クジラとのことです。









下方の削り出された赤と墨汁の黒の部分が好きだそうです。


観るほどに元気が湧いてき、
想像が掻き立てられます。

余談ですが、今回、高千穂町の鳥がホオジロということを初めて知りました。
今年は、鳥にまつわるテーマや
この土地ならではの自然の諸々を
セッションやこちらでの発信に取り込んでいけたらと思います。
子ども達を見守り、いただいたエネルギーを何かのかたちで循環していけたら幸せです。

2017年、「飛ぶ」にあやかり、
アートを介しいろんな方向に飛躍できるよう挑戦します〜!!



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