2017年1月14日土曜日

上野小・中学校での家庭教育学級へArtTrip❗️

週末は寒波が来る!!とのことで
去年の個人的極寒の記憶を思い巡らせながらの
本日でしたが、
幸い雪はなく、強風ではありましたが、快晴に恵まれ
まずホッとしました。


土偶をテーマに立体表現を行う内容でしたが、
まずは粘土を丸めたり、
伸ばして薄くしたり、紐状にしたり...
粘土でどんなことができるか試してみることから始めてみました。
ただ粘土に触れているだけで、皆さん何とも言えない感触が心地よさそうで...
無言の表情からよく伝わってきました。



土偶の起源は「祈り」。
持参した石に祈りを込めて、粘土に包み込み、造形表現していきます。



両側に顔がありました。
姉妹仲良くなるようにと、お父さん。

石と粘土、素材のぶつかり合い、そこから何かが生まれてくる。
ダイナミックな作品が現れる予感大です。

現代の板状土偶が続々と。

父がつけていくパーツを娘が取り、壊していく...。
創造と破壊のせめぎ合いの中、何が残され存在するのか。。。


動きと揺らぎ。
交互にある足に愛おしさを感じました。
アンパンマン、不動ですね。

優しそうで強い。母作。
ボリュームは上部にありますが、重心が下にあるように思います。

「顔しかつくってない!」とのことでしたが、
十分にお人柄が感じられる作品でした。

「できた!」と早くに言っていましたが、
そこからずっと集中して制作していました。




アイディアがポンポン湧き出てきて、顔も様々な角度に造形していました。

手で握った形のパーツを空間で構成していました。
それぞれのパーツに想いが込められています。
キュビズムの印象もあり、モダンな雰囲気を感じます。








粘土がやりたい!という大人側からのリクエストでしたが、
世代に関係なくそれぞれの視点で
制作を楽しんでいただけたようでした。
手跡そのもの、その方の体温、感情、感覚、身体の動きの軌跡が
そのままダイレクトに立体表現となることが粘土の魅力だなと
改めて面白さを再確認した時間でした。

他者がいてくれるからこそ味わえるものがあるとしみじみ想います。

目に見えない力、忘れそうになるので、何度も何度も立ち止まって目覚めさせたいです。





0 件のコメント:

コメントを投稿