2016年10月14日金曜日

枝のオブジェ @ Labo. みなさんのクラス

前回、具象の立体表現の制作を行いましたので、
今回は抽象表現に取り組みたいなと思い、
枝を使ったオブジェの提案をしました。



枝の組み合わせにより、
思わぬ空間のかたちが観えてきて、
見る角度を少し変えるだけで劇的にかたちが変わる瞬間もあり、
枝に魔法をかけられたように、非日常の世界にどんどん引き込まれていきました。











枝とみなさんのマジックのおかげで、筆洗の色水や筆、絵の具、パレット…
それらも全て作品に見えてきて、愉快な気持ちになってきます。





何かの生き物に変貌し、動き出しそうです。
自他含め、こういう何かが生まれる瞬間に出会えると
本当にえも言われぬ喜びを感じます。


以下、最初の2点は作者に好きな角度で撮影していただきました。






決断が早く、スピーディに制作を進めていました。
点在する色味と配色、しなやかでシャープな形、ライン… 
洗練された、緊張感のある美しさを感じます。
(見る人によって、それぞれの感じ方があると思います)







こちらはどことなくユーモラスな印象も受けます。
前回のカボチャのオブジェの時にも感じましたが、
曲線(曲面の表現)に慈しみのような何か深い流れ、感覚を受けます。
(スミマセン、勝手に言ってます)

そういう「何だか分からないけれど」、というのが
抽象の面白さ(深淵、好奇心をくすぐるもの)だと思います。
そして、それは具象も含みます。

余談ですが、友人によると
ドクターが抽象が脳にいいんだよねと話していたそうです。
それこそ、抽象的な話ではありますが、
すぐに答えが求められる昨今では
大事なことなのかもしれません。


























2点だけでも見る角度でいくらでも楽しめ、
ガシガシ何枚も撮ってしまいました。
作者のお二人、ありがとうございました!!
次回のお楽しみは何にしようかな〜




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