今年の4月からセッションを開始した木の花幼稚園。
段階を踏まえながら様々な試みを行ってきましたが、
10月はカボチャシリーズを実施することになりました。
まずは、年長さんの制作風景から〜
見たことはあるカボチャを目線を変えて観てみました。
五感、味覚以外、フル稼働です。
年少さん達が見学に来ていました。
カボチャシリーズへの士気を高めるかのごとくでした。
先輩達がやっていることに興味津々です。
二回目のスティックのりの扱いに大人のような雰囲気を感じました。
上の画像の二人は
周りを気にせず納得いくまで描き込んでいました。
今回のセッションで印象に残った出来事は、
前回のナスを描いていた時に相当な苦手意識があった女児が
そのことをすっかり忘れさせるぐらい
のびのびとじっくり、脇目も振らずカボチャを描いていたことです。
ナスの時は
なかなか描き進められず
あまりにも消極的な様子に何度か様子を見ながら声がけしていましたが、
今回は別人かのように自ら席を立って質問しに来ていました。
たった一度だけの経験(初めての具象表現)、自信(??)がこのようにも
大きく自らを変えるものなのかと驚きました。
同時に、こちらの少しの対応がそれ程
影響を与えるものだと身が引き締まる想いになりました。
画像だと少し分かりづらいかもしれませんが、
相当塗り込めています。
色彩表現にじっくり集中して制作していました。
そのことが台紙の色選びや配色にも現れていると思います。
矩形の背景に、カボチャの有機的なかたちと色彩が
映えます。
課題もいくつか見えてきましたが、
またこれから一緒にチャレンジしていきたいと思います!
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