2017年2月16日木曜日

雪と光のかたち @ 木の花幼稚園、年少・年中クラス

久しぶりの木の花幼稚園さんでのセッション。
立体制作を一緒に行いたいと、
先日の寒波の雪の体験を思い出してもらいながら
アルミホイルと粘土で造形表現しました。

これまでの体験からか、
自らアルミホイルを撫でたり、擦ったりして出る音を楽しんでいました。
子ども達のお陰で、こちらも真っ新な気持ちで感じることを目覚めさせられました。
アルミホイルの響き、
独特の金属音が不思議と心地良かったのです。



台座の上にアルミホイルでつくった形を固定することを提案しました。
これが結構難しく、
何度もトライして達成したり、また倒れたり...
皆さんめげずに取り組んでいました。
諦めずに挑戦する経験は大切ですが、立たせない方向性もあること、
いろんなやり方があり、自分なりのバランスを見つけていく方向性の提案も
可能性が広がったかも...と振り返りつつ、
既に実践しているお子さんもいたり...
いろいろと考えさせられます。


今回使ったKクレイという粘土はとても伸びがよく、
感触も柔らかで、ただ触れて手を動かしているだけで
癒されます。
思わず声を上げる子どももいました。







終盤の子ども達の真剣な表情、
幼児という括りでは収められません。


手に持つ赤い部分に口を近づけ、ハッと声を出して息を吹きかけていました。
その子なりの見立てがあったのかもしれませんが、抽象的な表現から
誘発されて行うアクション、面白いです。
こういうところから想像力や創造力は出入りし、確かなものになるのかもしれません。



目の前のことに真っ直ぐに制作しています。
面積的には大きくはありませんでしたが、
各々が色彩の世界に入り込んでいました。

担任の先生(年少クラス)曰く、初めてのセッションの時はとにかく色を混ぜることを
楽しんでいたけれど、今回は配色にも意識が向き集中していたとのことでした。
各年齢における1年というスパン、成長、
そこに与える影響、思いを馳せざるを得ません。

今回は立体制作ということで、
アルミという素材、粘土という素材を手で扱うこと、
さらに立体に色彩表現していくこと、
それぞれの感受を通し、内面に様々な時間が流れているようでした。


































(撮影しそびれた作品もありそうです。
作者の皆様すみません)




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