日之影保育園さんでの今年初めてのセッション。
酉年なので、鳥について聞いてみましたら、
鳥の名前がポンポン出てき、
関心の高さが伺われました。
ということで、まずは鳥になったつもりで身体を動かすことから始めてみました。
飛びながら席に戻る様子。
身体表現の後、描画紙を使って鳥が飛ぶ場面を表現していました。
飛ぶ印象を線に託していきます。
カラスが飛んでいるとのこと。
工作紙特有のパステルの描き難さに屈さず、手のひら全体に圧を掛け、
描いた画面を変化させようとしていました。
テーブル毎にいろんなムーブメントが!
今回の絵具固有の手につく感触を味わいながら、
手(指)のどの部分から描き、どんな風にタッチを置こうか
試行錯誤しています。
絵具がどう手につくのかも面白がっています。
置いた掌の上をトントントンと軽く切るように叩いていました。
どういう経験からこの行為は来るのか、それともオリジナルなのか。。。
前にいる友達に影響されたのか、こちらでもトントントン。
「鳥のおうち」と言って丁寧に撫でるように描いていました。
厚みのある絵具の滑らかさを感じているようでもありました。
割箸ペンについて滴ろうとする絵具に見とれ、
取った次の行為が新たな線表現を生んでいました。
あらゆるものを道具にしたり、その都度現れた表情を瞬時にキャッチして
次のアクションを起こし、まるで創造の泉です。
手の佇まいからか一瞬大仏にしか見えなくなりました。
絵具の色味が所作あるいは見る者に影響を与えているのか...
いろんな表情を駆使して出していました。
年長さんも手に描いて良いことがわかると
静かにボディペインティングを堪能。
よくよく手を観てみると描き分けてあり、瞬発力の高さに感心しました。
いずれは見えなくなるもの、形に残らないものも含めて、
今(プロセス)を全力で楽しみたいものです。
鳥の足跡(白い点描↑、黒い点描↓)とのこと。
目の前の友達の作品を見て、
「鳥が地球を見ているみたい。」と発言していました。
自分の作品にはロケットも登場しており、前回の宇宙を表現したことが
印象に残っているようで画面構成されていました。
「地球が動いているみたい。」とも。
随所に鳥が見え隠れしていますが、
鳥(飛ぶ)ということだけではなく、
色味の美しさや画面が放つ雰囲気に魅力を感じる作品群でした。
もうすぐ卒園を控えている子ども達もいます。
あと少し、どのような時間を過ごせるか??
考えたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿