木の花幼稚園での10月のかぼちゃシリーズ、
最終日でした。
年長さんはサンドペーパー・オイルパステルの組み合わせ、
年少さんは段ボール類・墨・粘土の組み合わせで平面表現に取り組みましたが、
最後の年中クラスでは、立体表現に挑戦しました。
手のひらに収まる自然の形態は、普段過ごしているテーブルで
新たに触れてみると、非日常になるのか、
あるいは天性の遊び心がくすぐられるのか、
ただカボチャがあるだけで素直に喜んでいました。
参考作品も物珍しいのか、さらなる遊び心が。。。
みなさん、じっくりじっくり両手の手の平全体でかたちを
感じながら、丁寧に集中して制作していました。
(最終的に結実した作品から、そのことが伝わってきます。)
立体という360度の世界に途中諦めそうになりながらも
なんとかこちらにお付き合いいただきながら根気強く取り組み、
本人の納得いくかたちが終盤ようやく現れました。
どこかしら清々しい表情に、ひとり嬉しさを感じました。
丸めたり、よりをかけたり、ちぎったり...
年中さんにはなかなか扱いがハードな和紙でしたが、
果敢に挑戦していました。
最近よく思うことなのですが、
子ども達は自分の中で本当によく考えながら制作しています。
言葉で自分を表現することは年齢的にままならないですが、
(我が身を振り返ると年齢に関係ない気もしますが...)
作品をよくよく観たり、制作の様子を眺めていると
たとえ集中の時間が短かったとしても
それぞれの何かしらの密度があると感じます。
ちょうど明日、高千穂町の武道館「町民のつどい」で
作品が展示される予定です。
保護者の方々と子ども達、作品を通して
お互いが何か通い合えたらと思います。
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