2017年4月3日月曜日

4月1日、春休みWorkshop『花空間』

先日の4月1日の出来事。
参加者来ず、なんてないよね...
と密かにエイプリルフールネタがないことを祈っていましたが、
皆さんいらしてくださりホッとしました。

前半は裏庭。
後半は雨のためラボ(屋内)にて行いました。

まずは裏庭での様子を。


花の印象がそのまま画面に描かれ、
はっとしました。
その素直な感性に動かされます。
お母様もなのです。




花びらの暗い色合い、透き通った明るい色合い、描いて教えてくれました。


クロッキーを裏切らない画面です。



土筆やカラスノエンドウ、菜の花、名前の分からない草花、
たんぽぽ...足元や遠くに見える野花も加わり、
そのうち画面の色や形からも触発され、新種の植物が描き出されていました。
外での制作はやはり気持ち良いな〜と
頰に触れる風、植物たちの揺れる動きに一体感を感じ、
日常の風景に新たな彩りが与えられ、内側からも春がポコポコ溢れてきました。

あとあと、中腰での野外での制作は想像以上に身体に効きます。
身体感覚を鍛える、身体をフルに鋭敏にする意味でも、大画面に描くって
自分を新たに感じられて良いなーと
力漲ってくる春ならではのセッションをいただきました。



 後半のラボでは...
遠方からお越しのご家族と近所の学生さんがご参加されました。


ラナンキュラス、スイトピーは高千穂の特産なのですが、
海側にお住まいなので初めてお聞きになったそう。
同じ宮崎ですが、山側とはやはり距離があります。
(私自身、海側の出身なので高千穂を新鮮な目で感じていたのですが、
日常にもなりつつあり...)
それはさておき、花の印象を皆さんがそれぞれ感受しクロッキーされていました。

彼女ならではの色遣いに心中溜息が出ました。
初めての参加者(女性)からも感嘆の声が上がり、
なんとなく各々の距離が近づいた気がしました。
同じ女性同士、感じ合う部分、響きあう部分があるのかもしれません。



無言の、絵と絵の会話、目との会話。



「スカートに仕立てたら良さそう!」と、
旦那さんの描いた花に感心し、惚れ直して??いました。
思い返すと、こちらでの男性のセッション参加は少ないこともあり、
男性ならではの繊細な表現に、感心し合っていました。



じっくり考えながら自分のやりたいことをやっていました。
その姿は誠実さそのもののように思いました。









全身全霊、腕を通して春を生み出しているかのようなのびのびとしたタッチ。
まさに萌え出づる春でした。















想像で描かれた花です。
ご自身は脳みそみたいと仰っていましたが、
素敵です。
サインとも相まってお人柄が感じられますし、
花に限定されない幻想的なもの、その他イメージが膨らみます。


一緒に作品を抱えてご自宅まで。
ご家族が驚嘆され、その場に居合わせることができ、有難かったです。



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